ニッポンまぐろ漁業団

日本のまぐろ漁のこれからの100年のために今ぼくらができること。

マグロの種類

くろまぐろ(本まぐろ)
まぐろの中で最も大きく、体長は3m前後。日本近海を含む北太平洋と、大西洋や地中海でとられています。大トロが多く、色、味ともに濃厚です。
みなみまぐろ(インドまぐろ)
オーストラリア、ニュージーランド、ケープタウン沖の低温海域でとられています。脂が豊富でおいしく、お寿司屋さんで好まれて食べられています。
めばちまぐろ
目がぱっちりしていることが、名前の由来です。体長は2m前後。赤道をはさんで南北の緯度35度前後が漁場。赤身の色合いは鮮やか。かすかに酸味があり、そこに脂の甘みと旨みが加わります。
きはだまぐろ
肌が黄色いところが名前の由来。漁場はメバチマグロとほぼ同じ。体型は細め。身はやや白っぽく、腹に脂の乗った部分はありますが、全体としてあっさりして軽い味わいです。
びんちょうまぐろ
世界中の暖かい海域に広く分布し、大回遊する小型のまぐろです。 身の色は赤身ながら、色は白に近いピンク。
画像提供:日本かつお・まぐろ漁業協同組合
www.japantuna.net/

マグロの漁獲量

資料:農林水産省「漁業・養殖業精算統計」
財務省「貿易統計」に基づく推計
太平洋クロマグロは国内養殖生産含む

マグロの部位

  • 少しスジがあるが
    脂ノリが良く美味
  • 繊維質で歯応えがあり
    “お肉”に近い食感
  • コラーゲンが多く含まれ
    熱を入れるとトロッとしてきます。
  • 食べにくいが脂も乗って
    熱を入れると非常に美味。
    肉のような食感を楽しめる。
  • 霜降りの三角形の部分。牛ロースみたいなサシで逸品。高級寿司店でも重宝がられます。

遠洋はえ縄漁

鮪はえ縄漁

全長100kmは越える幹縄に巨大な針(枝縄)を仕掛けて海に投入。約12時間掛けて全てを引き揚げる。その後船上にて内臓や血抜といった処理を素早く施し、マイナス60度の急速冷凍庫に。48時間掛けて鮪の芯まで一気に凍結させることが鮮度保持のポイント。

鮪の漁場

世界各地に漁場は広がっています。緯度の高いエリアに脂の良く乗るクロマグロ(本鮪)やインドマグロ(南鮪)が生息し、赤道付近から緯度の低いエリアに目鉢鮪、黄肌鮪、鬢長鮪(とんぼ鮪)が生息しています。

画像提供:日本かつお・まぐろ漁業協同組合
www.japantuna.net/

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