天然の鮪は限りある資源。
日本の漁船は率先して漁獲量や漁獲法などで持続可能な取組みをしている。遠洋はえ縄漁による漁獲では、船上処理、船上凍結といった鮪の品質を決定付ける工程を適切に行うことで、彼らは僕らに高品質な鮪を届けてくれている。
港で漁師の方々に話を聞くと、聞いたことや見たことがない鮪の部位や食べ方を教えてくれた。 うわっ旨い! 僕らはみなすぐ虜になった。
一方で、未来の話になると彼らは一様に沈んだ表情に。
後継者不足や燃料費の高騰など、彼らを取り巻く環境は、益々厳しい状況らしい。
「美味しい鮪を多くのヒトに食べてもらいたい、日本のまぐろ漁に関わるすべての方々が元気になって欲しい」
ふつふつと湧き上がるこの感情を抑えることができず、僕らはこのお店を立ち上げることにしました。まぐろの奥深い魅力や、置かれている危機的状況。そのすべてを伝えたい。不器用な僕らですが、今できることを必死でやりたいと思います。お店でお待ちしています。